Drivin'


美樹のワンピースの胸のボタンを外す。
右の乳房をつかみ出す。
ちょうど信号待ちで停車する。
あわてて腕で隠そうとする美樹。
「誰かに‥ 見られる‥ 」
「誰もいないよ、こんな時間。」

無理やり手をどかす。
助手席の美樹は、剥き出しの乳房を見せてる。
綺麗な半円形の乳房が、闇の中に光る。そのまま発進する。

さきほどの下半身の愛撫は、外からは見えないものだった。
しかしこんどは外からも見えてしまう。
美樹は恥ずかしさのあまり絶句してる。走る車の中で。

指で乳首をこねる。
次には手のひら全体でもむ。
運転しながら、ずっと続ける。交互に。
美樹の抵抗は全くなくなっていた。

カーナビで、ひとけの無さそうな道路をさがす。
ここだ。
下水処理場のそばの道。
ウィンカーをつけて右折レーンに入る。

美樹が行く先について質問してくると思ったが、それはなかった。
あるいは、私の考えてる淫らなことが、もうわかってるのかもしれない。
それとも、拒否できないほど、うずいてしまってるのか、すでに。

道を探すあいだ、再び太もものあいだに指を入れた。
ひだの中は、たっぷりとした愛液で満たされている。
そして入り口から徐々に差し込む。
抵抗を示すものがなにもない。滑らかに奥まで。
逆に、指にまとわりつくように、
迎え入れるように、美樹のひだが動いている。

美樹の両手が突然私の左手をつかむ。強い力で。
それは、私のいたずらを止めるというよりも、
何かをつかんでいないと感覚の波にさらわれそうで、
ついそうしてしまった、そんな感じだ。

目当ての場所に着く。停車する。
こちらを不審そうに見る美樹。
耳元に口を寄せ、言う。
「ここで、入れたい」
「やだ、それは。ひとが来る。」

かまわず助手席のリクライニングを倒す。
ワンピースの下のほうをまくりあげ、露出する。
「やだ、やめて。変な人が来たらやだ。」

意外なことに、
その瞬間、私は冷静に美樹のその言葉を分析してた。
変な人が来なければ‥‥ 
そういうことか。
欲しいんだろ、今すぐ。他人の目さえなかったら。
大丈夫。こんな夜中に誰も来ないさ。

手早く下を脱いであてがう。奥まで入れる。
シートに垂れそうなほど濡れていたから、一気に入ってしまう。
美樹は抵抗を続ける。恥ずかしがっている。
何度か出し入れしてみる。
でも、やはり快感に身をゆだねることが無理なようだった。
彼女に喜んでもらえないと、私も楽しくない。
中断した。

「んもう!」
運転席に戻る私を非難する美樹。
手早くめくれあがったすそを戻しながら。
でも怒ってない。

車を動かす。産業道路に戻ってそのまましばらく走った。
多摩川を越える。
しばらく走ると15号線に合流する。
平和島のライトを右に見て走る。車の数も多い。

その間も、私の手は太ももの奥を探りつづけていた。
美樹はすでに半分眠っているようだ。
いつのまにかハンカチを私の手の上に載せ、自らの手で押さえ、
横の車両から見えないようにしている。

しかし、指の感触からは、
次から次へと中からあふれているものがわかる。
ネトついた指を動かす。
クリトリスへ。そして入り口の周囲へ。

しばらくそのまま走って、家に着いた。3時をまわっていた。

部屋に戻る。
先にベッドに横になった美樹は、両手を広げこちらを見て、
「ねェ、」
と私を呼ぶ。
あまりのセクシーさに理性を飛ばされた私は、
つられるようにベッドにはいり、服のまま美樹の上になる。

美樹は唇を押し付けながら、腰をくねらせる。
私が見たことの無い美樹に驚いて動きを止めると、
手が腰の下を通過して、固くなったものをつかんできた。
揉みほぐすように手のひらを動かしながら、
「ねぇ、お願い、はやく‥ ‥おねがい‥‥‥」
自分の中心へと導こうとする。
くねる腰の真中へと。
あまりにも、あからさまに。

2時間ほどのドライブ、
途切れることの無い愛撫と、さらされ続けたことの羞恥。
そして中途半端な挿入。
美樹の欲望は、すでに極限にまで膨らんでいたようだ。

二人分の服をはぎとり、両足のあいだに入って、
お約束のものをあてがう。美樹の足が私の腰をはさむ。
そしてゆっくりと入れる。
美樹は全く動かない。入ってくるものを体全体で待ち受けてる。
押し付ける。美樹が声を出す。満たされた声。
そして私の体を引き寄せようとする。
すぐにポイントがわかる。そこに押し当てる。
奥のほうで、私の先端を押し返すように動く場所だ。
「そこ! いい!」美樹が絶叫する。

そのままの体勢で、押し付けるように動くと、
美樹の声は次第に大きくなってゆく。

「いい! いい! もっと! もっ‥‥‥と!」
「好き! だいすき! ああっ、だめ!」

あっけなく美樹は絶頂を迎える。
挿入からほんの数分しか経ってなかった。
そして私も彼女の声と同時に射精してしまった。
美樹の乱れるさまが、あまりにセクシーだったのもあるが、
彼女のひだが、中に入った私のものをこねるようにうごめいて、
いつのまにか射精させられてしまった、というのが本当のところ。

力尽きた私たちは、そのまま寝てしまった。
夢を見ることも無い熟睡。
美樹と同じベッドで。いつもと同じように。


初出:おんなのこでも感じるえっちな小説2 2002/09/18