‥‥ 腕 枕 ‥‥

 

こうやって翔太に腕枕してもらってる時が、

わたし、一番好き。

 

翔太の胸に顔を埋めて、心臓の鼓動を聞いてると、

すごく落ち着くんだよね。とってもあったかいし。

そういう時って、ほとんど頭の中真っ白で、

な〜んにも考えてない。ぜんぜん。なんにも。

 

このあいだ、腕の中で、このことを言ったら、

「それって普段とかわんないだろ? 美沙の場合」

って、翔太にマジで言われた。

口悪いんだよ、翔太は。付き合い始めた頃からずっとだけど。

 

もうひとつある。ヒミツにしてること。

不思議なんだ。どうしてかわかんないんだけど、

抱き合ってるうちに、

翔太の呼吸にだんだん私の呼吸が合ってきて、

で、二人で一つの生き物になったみたいになる事があるんだ。

そうなったら、もう最高!

 

で、最近、おかしいんだよね。

なんでって、

デートで会ったときに、

エッチと同じぐらい腕枕にワクワクしてるんだ、わたし。

やっぱり変だよな〜 これは。

翔太には言えない。さすがにね。

 

そんなこと、あれこれ考えてたら‥‥

 

あれ? これって?

 

ほら。やっぱり。

私のお腹のとこで、なにかが動いてる。

それは‥‥ そう、あれでしょう。当然。

 

でも、ついさっきエッチしたばかりなのに〜!

ツンツンって、わたしのおへそのところに当たってる。

元気だね〜 翔太のこれって。

 

悪い気はしないよ。

私に魅力があるってことでしょ? いちおう。

 

そのうちに、さっきよりもっと固くなって

もう、ずっとわたしのおなかへこましたままで‥‥

胸から顔を上げたら、翔太もこっちを見てる。

目が‥ 野獣。

わたし、また襲われる運命なんだ。

美沙ちゃん大ピンチ!

 

ケモノになった男が、目の前で牙を剥いてる。

これは逃げられないな〜 

無理だ。逃げても力ずくでやられちゃうもんな。

 

いいわけしてたら、クルッて反転して、翔太が上になった。

キスされるのと同時に、足が私の両足の間に入り込んでくる。

足が‥ 少しずつ‥ 開かれてく‥

で、翔太の太ももが私の足を押し上げるようにして。

 

いつも思うんだけど、これって、とっても恥ずかしい。

なんか、ね〜

でも‥‥‥

 

あ‥ 当たってる。ひだのところを上下にこするように。

いつもみたいに、すぐには入ってこない。

何度も何度も、クリトリスの上から入り口のとこまで。

 

さっき一回してるから、余裕あるんだ。翔太。

 

そうやって、なんども往復してるうちに、わたし、ちょっと。

あっ なんか、 いい感じ。

すごく‥ ソフトに触れられて‥

 

入り口のところが、キューッってなった。

そして、ジワーッって‥ ひだの中に出てきてるし。

あぁ いれて欲しい。

そう思ってるんだけど、翔太、来てくれない。

どんどん中がうずいてきてる。

 

翔太のお尻つかんで引き寄せちゃった。つい。

目を開けたら、動きを止めて驚いた顔でこっちを見てる。

あ、やだ。なんでこんなこと、わたし‥

 

それでも、また、おんなじ動きを翔太が始めた。

もう、我慢できないよォ

「ねぇ‥」

もう一回、わたし、翔太のお尻をつかんで引き寄せた。

わかるでしょ? ここまですれば?

 

「ん?」

あ、意地悪してんだこいつ。わかってて。

そう思っても、わたし、からだをくねらせてた‥‥

 

だって本当に欲しかったから、‥体が勝手に

「いやいや」してた。 わーっ!

でも、ちょっと受けねらいもあったけどね。

 

ボーゼンとしてて、そのまま翔太動かない。

もうだめ、待てないよ〜

実力行使だ!

翔太のあれつかんで入り口のところに引っ張った。

 

で、トーゼン翔太も力を入れてきて。

閉じてるひだをこじ開けるみたいにして、

ヌメヌメって‥

あれが、 すごくよくわかっちゃう。

形まで。

 

入り口のとこまで来た。

そのまま同じ速度で中に‥ 少しずつ‥‥

 

いいの。それが。

すこしずつ中が一杯になっていってるのが、いい。

 

それから真ん中ぐらいまで来て、

うん。いいよ。とっても。

もっと。もっと奥に‥‥ ネェ‥

 

そして一番奥まで入ってきたとき、

もう、何がなんだかわかんないぐらい。

自分がどこまで飛んでいっちゃうのかって思って、

翔太の背中思いっきり抱きしめてた。

 

そしたら、そのままぐいぐい押し付けられて、

どこかで‥ 翔太の先のほうがわかる。

あそこの当たってるとこがすごく敏感で。

でもそう思ったのも一瞬。

 

さっきよりもっと、すごい波が来た。

息が出来ない。 苦しい。

だめだよ、苦しいよ。

助けて翔太。

 

だめ! ダメ!!

動かしたら‥‥ 息が 息が

あそこが とっても 

翔太ぁぁ!!

 

 

 

髪なでられてた。

目を開けたら翔太が笑ってる。

「やっぱ、腕枕のほうがいいか?」

 

答えたくないなぁ。

恥ずかしいよぉ。これは。

 

 

 

 

初出:おんなのこでも感じるえっちな小説2 2002/11/19