YAWARA !

Episode in USA


01

窓の外、雲が切れて、ダウンタウンの街並みが見えてきた。
いよいよなんだ。松田さんに会えるんだ。やっと。

そう、いろいろなことがあった。
二人が出会ってから、もう何年も経っているんだもの。

三つ葉女子短大には柔道部がなくて、
合コンとかアルバイトとか、
ディスコで一本背負いとか、ドライバーで300ヤードとか、
普通のような普通じゃないような、いろんなことがあって。
伊東富士子さんとも、そこで出会った。
できたての柔道部で一緒だった、
きょんきょん・まりりん・南田さん・四品川さん。
やっぱり、柔道から離れられなかったけどネ。
今、あの頃のこと思い出すと、とってもなつかしい。

全日本選手権のさやかさんとか、
ジョディと戦ったバルセロナの無差別級決勝とか、
なんか全部、夢みたい。

でも私は現実の中にいる。
着陸に向けて高度を下げていく飛行機。

昔のこと思い出すと、
全部の場面に、松田さんの顔がいっしょにあった。
心配そうな顔、怒った顔。そしてやさしい顔。
いつだって私を見守ってくれていた、松田さん。

成田を出発する時、やっと言ってくれた。
私のこと「好き」だって。
でも、その前に、バルセロナで私、気づいてたんだ。
いつも、あなたがいたから頑張ってこられたんだって。

02

「よ……よぉ……久しぶり。」
「松田さん………」
Arrival で待ってた松田さん、真っ黒に日焼けして元気そう。
マイナーリーグの期待の新人、追っかけてるって言ってたから。
でも、その顔見たとたん、私の足、動かなくなった、
急に、ボロボロって涙が出てきた。
こんなところで、って思ったけど、どうしても止まらない。
会える日だけを楽しみにしてて、今日まで仕事してたのに。
笑顔で、いろんなこと話そうと思ってたのに。
やっと会えたら胸の中が、一杯になっちゃって。

手から荷物がすべり落ちる。もう、自分が自分じゃなかった。
私、走っていって抱きついた。力いっぱい。
最初とまどってたけど、すぐに強く抱きしめてくれた。
そしてキス。体が溶けてしまうぐらいの熱いキス。
しばらくして、落ち着いてから私たち体を離した。
あっ、周りの人がみんなこっちを見てる。
松田さんもそれに気づいた。はずかしい………


03

「で、さあ」
松田さんの運転する車の中。
Freeway の標識がすごい勢いで後ろに飛び去っていく。
「泊まるのどこにしたの?」
「えっと‥ それ、予約してません。」
「えっ。じゃ。」
「松田さんの部屋で、いいかな……って。  あ‥‥いけません‥‥ でした?」
「それは……うん、そのほうがいいよな。そうだよな。」

ダウンタウンのはずれ、
わりと見た目ランク上のアパートメントにたどりついた。
でも、部屋に入ったら……
「なんですか、これ~~、松田さん……」
「いや、その、取材に飛び回ってて整理するひまなくて……」
スポーツ関係の雑誌が散らばって、服もぬいだままで、
のみかけのドリンクとか、ホットドッグの包み紙とか、
ピザの残骸とか………もう、男って。
「なに……腕まくりしてるの柔さん?」
「よーしやるぞ~、松田さんちょっと外に出てて」
だって、初めての夜がゴミの中じゃ、やだもん。
かたづけて、掃除機かけて、拭いて。
冷蔵庫見たら、干からびた野菜の山。
パンプキンぐらい、まともなの。

大体かたづいたとこで、ちょっとベッドの上見たら……
あの写真が貼ってあった。
松田さんと出会ったきっかけ、私の巴投げの。
まだ持ってたんだ、これ。
ベッドに座ってじっくり見てしまった。
もしかして、これで、松田さん、夜、?
「もういいかい?」
え? 「カチャ」
「いいよ、だいたいで……そんなに……」
私が写真を見てるの気づいて、走ってくる。
「これは……」
あわててはがそうとする。
「別にいいですよ。」
「いや、そうはいかない……」
「いいんです。
 このときの私も今の私も、おんなじ私ですから。」
松田さん、私をじっと見つめてる。
時がゆっくりと二人の間を流れる。ゆっくりと。

04

ベッドに押し倒されて、上から抱きしめられた。
お互い見つめあう。瞳の奥に見たいものがあるように。
うれしい。やっと会えた。会えたんだ。この人に。
大好き………
二人とも同じ思いで、強く抱きしめあった。
「柔さん……」
「……もう、離れたくない………」

私のことばをきっかけにするように、
胸のボタンがはずされていく。ブラもいっしょに。
手がおっぱいの上にのせられた。
なんかごつい感じの皮膚の感触。
突然おっぱいがわしづかみされる。両方とも。
痛い!体が強すぎる刺激から逃げようと動く。
そんな強くつかまれても、気持ちよくないけど。
けど、うれしい。あなたが私にしてくれることはなんでも。
初めての人が、大好きな人なんだから。

手が離れ、乳首を吸われる。やさしく。そっと。
わかったんだ、さっきのが痛かったの。
ああぅ、とってもいい……いいの、それ……。
ソフトな刺激が私の体全部にいきわたる。

手が下に向かった。
そして、ストッキング越しに、
膝、ももの外、そして内側へと動き回る。
最後に、てのひらが腿の奥で止まり、
すっぽりとあそこを覆った。
生き物のようにうねって圧迫される。
あそこが熱くなる。手のひらの動きにあわせて。

05

「ね、お願い……電気消して……」
「あ、悪い、気づかなかった。」

全部、着てるもの脱がされた。体が離れる。
恥ずかしいから、ベッドの中にもぐりこんだ。
ズボン脱いでる音。足に引っかかって、バランス崩す音。
笑っちゃう。だいじょうぶですよ、もう逃げませんから。

裸になった松田さん、ベッドに入ってきた。
私の上になって、キスされた。
あ……あたってる……あれ。
ふともものあいだに……ちょうど……あたってる。
これが、私の中に……入るんだ。もうじき。
すごく硬くて……ああっ、はやく欲しい……これ。

首筋にキスされた。背中に伝わる快感。
胸から脇腹そしてお尻。柔らかい唇が体の上で踊ってる。
触れられたとこから、全身に電気みたいに快感が伝わって。
そして、すこしずつあそこが湿ってくるのがわかる。

あそこのそばまで唇が来たときには、もう洪水状態。
あ、シャワー浴びてない。思い出した。
「あの、シャワー……」
「無理、俺、もう止まらないから」
私もほんとは……がまんできない。

唇が私のひだをなめる。そっと引っぱる。
だめ~っ、そんなことしたら。だって……
思ったとおり……ひだの奥からヌルヌルって出てきた。
あぁ、恥ずかしいよ……

06

出てきたもの、ペロッって舌がすくいとってしまった。
やだ、そんなこと。
その動きにまた感じちゃって、奥からもっとあふれてきた。
そしたらまたペロッって。
そんなの……気持ちよすぎる。

気づくと、舌がちがうところに……クリトリスの、上?
そこ、今……動かれたら、私、たぶん駄目……
考えた瞬間、下に向かってすーって。
「うっ。」息が詰まる。衝撃。背中がしなっちゃう。
舌の動き、とまらない。
今度は下から上に向かって……ゆっくり、焦らすように……
もうすぐ……すぐそこ……ああっ……もう……
舌の感触が急にうすれていって、ついには離れてしまう。
どうして……もっと……さわって……お願い……

突然、シュッってクリトリスを舐めあげられた。
「ああっ……」
思わず大きな声が出ちゃう。
そしてもういちど、シュッって。
「だめーっ!」
あまりの快感に、両手で彼の頭おさえちゃった。
そうでもしないと、自分がどこかに飛んで行っちゃいそうで、
怖くて。

07

いつのまにか、あそこの入り口と、お尻の穴に指が。
両方とも、ぐるぐる、小さな円を描いてる。
クリトリスからの刺激も続いてて……
「だめっ……あっ……うっ……うっ」
「いい……いいの……すごく……いい……ああっ」
ぐぐっ、って、体の中から大きなものが飛び出したみたいに、
それで、目の前が真っ白になって。
体おもいっきりこわばって。
私、いっちゃった。

しばらくして、やっと息ができるようになったとき、
髪を撫でられてるのに気づいた。
目を開けると、松田さんの顔があった。
ちゃーんと書いてある。大好きだ、って。顔に。
私もおんなじ顔してると思うし、
おんなじように伝わってるんだろうな、たぶん。

「ちょっと」
「え?」
体が離れていく。なんだろう。すぐに戻ってきた。
「お待たせ。つけるものつけないとね。」
えっ。そうか、あれだ。
気にはなってたけど、言い出せなくて。
うれしいな。私のこと考えてくれてるんだ。
そう思ったら、もう一回思いっきり抱きしめてた。

私の足、松田さんのふとももで真上に上げられた。
両方とも。
わっ、この格好、やっぱり恥ずかしい。
目つぶっちゃった。

08

あそこの入り口に……あたってる。
ピクンピクンって脈打ってるの、わかる。
腰の密着が強くなって、かきわけるように……中に……
「痛い!」
彼の動きが止まった。そのまま、じっとしてくれてる。
激痛はおさまってきたけど、ジンジンする痛みはかわらない。
少し奥へ。
私、絶叫してたと思う。言葉にならないぐらい痛くて。
さっきより強い痛さに、体が逃げようとしたんだけど、
腰つかまれてて、できなくて。

「あと少しだよ。もうちょっと。」
「うん、だいじょうぶ。」
ちっとも大丈夫じゃなかったけど、
早くひとつになりたかった。
この人と。ひとつに。

もういちど、グッ、っと。
ミシミシという音がしたんじゃないかと思うぐらい、
私のあそこ壊れちゃう、って感じるほどの衝撃。
奥まで入ったんだ。

「はぁはぁはぁ」
息をするたびに痛みが走る。
あそこの中、とても硬いものが、情け容赦なく私を貫いてる。
でも……やっと、こういうふうになれたんだ。
とっても幸せ、今、私。

09

「うれしい……」
「え?」
「大好き」

そのまま、抱きしめてキスした。
痛みは減りはしなかったけど、うれしさのほうが大きかった。

「じゃ、早く終わらせるからね」
「うん」
私の言葉と同時に動きが始まる。
最初はゆっくり、そして徐々に早く。
痛さはあったけど、愛されてるんだと思うと我慢できた。
突然彼の動きが止まった。
私の中で硬いものがさっきより大きくなって、
そしてビクンビクンて動いたの、なんとなく、わかった。
あっ、気持ちよくなってくれたんだ。

後始末してくれて、すぐに私のそばに来て、
腕枕してくれた。
二人で毛布にくるまってると、こんなにぬくもりがあたたかい。
厚くて硬い胸に顔を埋めると、髪なでられた。
そばに吐息があって、とっても落ち着く。
私、いつのまにか眠ってしまった。

10

トントントントン。
え、何の音だ、いったい。俺の眠りを妨げる奴は誰だ。
まだ眠いんだから、ほっておいてくれ、もう少し。
トントントントン。ん?いいにおい。味噌汁のかおり?
音のするほうを見ると、キッチンに誰かがいる……
目に映ったのは、白くてきれいな足。
こちらに背中を向けて、
女の子が、男のシャツを着て立ってる。俺のシャツだ。
包丁の音らしい。さっきのは。
あの後ろ姿………そうだ、柔さんだ。
そう、ゆうべ……この部屋で……彼女と……

そーっと音を立てずにキッチンに近づく。
気づかずに包丁の音が続いてる。
うしろからシャツ越しにふたつの乳房をつかむと同時に、首筋にキス。

「ひゃっ」
後ろを振り向く彼女。目が怒ってる。
「んもう~、あぶないでしょ。そんなことしたら。
 こんなすけべな人だって知らなかった。もっと、やさし、」
おしゃべりな唇は、唇でふさいだ。

両手で乳首をつまんでしまう。
「ぅぅ……ぅぅ……」
ふさがれた唇から抗議の声がしてる。
乳房をつかんでた手の片方をおろした。
シャツの正面をまくって手をもっていった。
ざらざらした感触。ショーツはつけてない。

11

クリトリスのとこ、上から下に指を走らせた。
「うぅっ」
ひときわ高いうめき声。彼女のひざが折れそうになる。
片手で体を支えて、彼女の右手の包丁をカウンターに置いた。
確かに、こんなものを持ってると危ない。
唇を離す。
「やだ……やめて……」
かまわず、指を入り口のところに当てる。
「ああっ……だめだってば……」
説得力のない、でもとっても色っぽい抗議の言葉に、
俺の息子は……あ、俺ゆうべのまま素っ裸だったから、
いきりたってきて、彼女のお尻に固くなってぶつかった。
「あっ」
少しして、その硬いものの正体に彼女が気づいた。
俺は、右手をつかんで、後ろにまわして握らせた。

最初、おずおずとしてたけど、そのうち、
ぎゅって握ってきた。そして確かめるように動かしてる。
入り口の指を少し入れてみる。痛がったらやめようと思って。
でも……
「あはっ……だめ……そこ……やめて」
全然痛そうじゃない。だいじょうぶだ。
喘ぎ声と一緒に、俺の固いものを握る手がギュってなる。
「気持ちいいんだ、ここが。」
「そんな……」
みじろぎして恥ずかしがる彼女。
でも、俺の指はもう、彼女のあそこからあふれるもので、
べとべとに濡れてる。一旦離れた。
素早くあれをつけて戻る。このスピード、世界記録かもしれない。

12

シャツうしろからまくって。手を添えて。
彼女、これから何が始まるか分かったみたいで、
両手、前にして、上半身を向こうに傾けた。
ゆっくりと入れる。
「痛い?」
「少し、でも、昨日ほどじゃ……」
奥まで入れた。
痛み、あるみたい。でも、それとちがうものが同時に。
かすかに喘ぎ声が聞こえる。
すごく小さい声だけど、たしかに……感じてる。
腰を押し付けるようにした。
「ああっ」
間違えようもない声。
その声に促されて、俺もう我慢できなくて。
一気にトップスピードに入っていった。
そしてあっという間に終わりが来た。

力なく柔らかくなったものが抜け落ちる。
しばらくして、ゆっくりと彼女が身を起こす。
こちらに向き直った。
「もう~~~、ひどい!こんなことするなんて」
「フ~ン。そのひどい男を好きなのは誰なんだろうね?」
「しらない!」

13

「あ~あ」
ダイニングテーブルの上には朝飯。
かって一度も並んだことのないメニュー。うまそう。
そして彼女の嘆く声。
「なんだよ、いったい。朝から。」
「ほら、かぼちゃ、ぐずぐずになっちゃったじゃない。
 あんなことするから……煮すぎちゃった。」
たしかに、ちょっとやわらかすぎるかも。

分が悪いんで話題を変えた。
「今日は12時に空港に……」
「シアトル行きの便ですよね。
 念のため、予約確認しました、さっき。
 あの航空会社、予約関係ずさんで、有名だったから。」
「そうか、旅行会社の社員だもんな。柔さん。」
「それと……シートもひとつ追加しました。」
「え゛っ!」
「だって、試合の後、帰ってこられないんでしょ?」
「ああ……」
「あの……こっちにいるあいだ、離れたくないから……
 いけませんでした?」
心配そうに聞く彼女。かわいい。

「いや、OKだよ。……でも宿が……」
「大丈夫です。それもダブルに……替えてあります。」
「ふーん。」

14

「……なんですか、その顔。」
「今夜も……かわいがってやるよ、お嬢ちゃん。
 そんなにお望みならね。フフフフフッ。」
思いっきりオヤジモードでからかってみた。

「んもう~ 松田さん、ムード全然ないんだから。」
「ごめん。でもね、ムードが無いのは君だよ。」
「えっ?」
「こんな状態で『松田さん』はないんじゃない?もう。」
沈黙。目を伏せる彼女。
「……いや、いい。あとでね。急がなくていいから。」
今夜でいいか。ベッドの上で呼んでもらおう、最初は。

「こうさく~っ……そこ、いいっ!」って色っぽく……
あるいは「こうちゃん!もう、私……だめ~っ」かな?

「なに考えてるんですか?」
「は?」
いけない、妄想してしまった。
「すけべなこと考えてたんでしょ。わかります。」
「そうか、わかるんだ。じゃ、どんなことだ?」
「そんなこと……言えません!」
「じゃ教えてあげるよ。」
テーブルをまわって、椅子に座った彼女を抱きしめ、
キスをする。そのまま抱きかかえて、
ベッドの前の床に押し倒そうとしたら……………

俺の体が……体がふぁ~っと……飛んだ。
そしてベッドの上にあおむけに着地。
何だ……いったい何が起きたんだ?

遠くから彼女の声が聞こえる。
「シアトル便間に合わないでしょ、こんなことしてたら。
 んもう~、いい加減にしてください!!」

あ、巴投げ、くらったんだ。俺。

                FIN

懐かしYAWARAのエロパロ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1020005505/51-68
2002/05/14 - 2002/05/15